GPTs
GPTsとは
GPTs(ジーピーティーズ)は、OpenAIが提供するChatGPTを特定の業務目的やタスクに合わせてカスタマイズできる機能群の総称です。現在ChatGPT Plus(有料版)やTeam、Enterpriseなどのユーザー向けに提供されており、高度なプログラミングの専門知識(Pythonなどのコーディングスキル)がなくても、自然言語で裏側の指示仕様を記述するだけで誰でも強力な独自のAIアシスタントを構築できます。
カスタムAIアシスタントの作成
自分・自社向けの独自のデータ(数千ページに及ぶPDFの社内業務マニュアルや独自のガイドラインなど)を直接アップロードしてAIに前提知識として読み込ませたり、特定のWeb APIと連携させて外部データベースと通信させることで、「自社固有のルールを完全熟知した専門サポートAI窓口」などを簡単に作成できます。作成した一連の動作をするGPTは自分専用として利用できるほか、社内メンバーのワークスペース内のみに限定して共有したり、世界中のユーザーが利用できるGPT Storeを通じて一般公開(収益化も視野に)することも可能です。
シャドーAI対策と全社展開のマクロROI
2026年の大企業のガバナンス体制において、GPTsに代表されるノーコードでのカスタムエージェント機能は単なる一個人の便利ツールという枠組みを超え、社内に蔓延る「シャドーAI問題(現場の従業員が生産性向上のために勝手に非公式な外部AIへ顧客の機密情報を安易に入力・送信してしまう最悪のリスク)」を強固に防衛しつつ、同時に全社の本質的な生産性を爆発させるための「公式なデジタルガバナンス基盤(エンタープライズROIの主軸)」となっています。
「社内の厳しいコンプライアンス規程に違反していないか提案書を全文横断監査するGPT案」や「自社の特殊な採用基準ペルソナに沿って数百名のエントリーシートを1次評価しサマライズする人事用GPT」など、少し前であれば外部のSIerへ数千万円単位の初期投資依頼が必要だったシステム専用アプリを、各業務部門の現場リーダーが一切のプログラマを介在させずに数時間で立ち上げ、チーム全体へ展開(共有)できます。用途を一つの専門タスクに対し徹底的に絞り込み特定業務の工数を劇的に減らす自作エージェントを、全社レベルで数百個規模で回し続けることで、大企業の重厚長大な社内ワークフローに対する圧倒的な業務時間削減(数億円規模の人件費圧縮といった巨大なマクロROI)を実現しています。